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地元飲食業界の今 part1 中津市編

公開日:2021年01月12日 (更新日:2024年04月15日)

ライター:ジモッシュ編集部

感染者の増加、都市部での緊急事態宣言、国の補助制度の一時停止など逆風の吹き荒ぶ飲食業界。NOASエリア(中津市)の現状を中津市飲食業組合 組合長 峰中さんに私、MICHIROCKが話を聞いた。

GoToトラベルの一時停止やGoToイートの新規発行一時停止の影響はでていますか?

GoToトラベルに関しては、県外からの宿泊のお客様が増え、それに伴って旅行者のみなさんに飲食店を多く利用して頂いていましたが、今はそれが0の状態です。GoToイートに関しては利用頂く数は減ってはいますが、お手持ちのチケットを利用して頂く方は、まだいらっしゃいます。しかし、新規のチケット販売などができない状況がつづけば、かなり厳しい状況になると思います。

飲食店利用者は年末年始に変化がありましたか?

先ず、12月というのは年間でも1番売り上げが良い月なのですが、年末の忘年会がほぼ0の状態でした。とても厳しい状況です。

年始の新年会の予約も現時点で全く入っていません。ですから例年に比べかなり売り上げが落ち込むことは予想されます。非常に厳しい状況です。

2021年、コロナ禍が継続した場合、飲食業界はどのような状況になりますか。

例えば昨年、2020年の4月、5月は非常に売り上げは悪かったんですが、持続化給付金などで、なんとかやってこれました。今はなんとかそれで持ち堪えていますが、このままの状況がもっと続けば、確実に厳しい経営のお店も増えてきます。なので今、なんとか踏ん張る努力も飲食業組合一同にしていかないといけないと思います。

この状況下で、お客様に求める事

感染者も増え、都心部では緊急事態宣言という飲食業界には逆風が強く吹いていますので、来づらい状況だとは思いますが、中津市の飲食業組合は、できる限りの感染症対策を行っています。お客さまも少人数などで安心してお店に足を運んで下さい。また今後も、お弁当やテイクアウトメニューなどを工夫して充実して販売して参りますので、ご家庭でもお店の美味しい味を楽しんで頂けたら幸いです。

自治体・国に求める事

やはり持続化給付金などの金銭的な補償をまた充実させてほしいです。

飲食業界の今後は、どのように変わっていくと考えられますか。

どうしてもお客さまが、店舗に足を運こびづらい状況は続くと思いますので、中津飲食業組合の各店舗も、お客さまにテイクアウトで取りに来て頂いたり、デリバリーで配達をしたり、今までどおりの営業形態ではなく、「どうすれば多くのお客さまに美味しい味を提供できるか?」という思いで、最低でもこのコロナ禍の期間だけでも意識と方法を変えて、この難局を乗り越えていかなければならないと考えています。

MICHIROCKまとめ

お店に行きづらい状況がある以上、その他で売り上げを確保しなければならない。そうなると飲食業はテイクアウトやデリバリーといったサービスを充実させることとなるのだろう。しかし、ただお店の味をパッケージすればいいというものではない。家に持ち帰った時、お店と同等の、もしくは、それ以上の味を提供しなければ、継続して利用してもらうことはできない。店舗にとっては、全く違う事業展開をするということになるのだ。”決断”と変化を恐れぬ”勇気”と”お金”が必要なことである。

幸い、このNOASエリアは”からあげ”というテイクアウト文化が根付いた場所である。

我々も恐れず”勇気”を持ってテイクアウトやデリバリーで、新しい味との出会いを存分に楽しもうぜ!

MICHIROCK

内容は2024年04月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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ジモッシュ編集部

地元が嫌いとか好きとかじゃなく地元にしか興味がありません! 噂を聞きつければ現地に足を運び、文字通り「地元をダッシュ」して情報発信中。 思い立ったら即行動!普段から目を皿にして特ダネをさがしています。

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