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ライターにぼしのホシの【キャンプでビールでニクつつく】#76

公開日:2023年10月08日 (更新日:2024年04月17日)

明けましておめでとうございます⛩

連載シリーズとして【キャンプでビールでニクつつく】編、第76弾をお送りいたします。

 

この連載では、防災士であり、日本キャンプ協会公認キャンプインストラクター&日本バーベキュー協会認定のバーベキューインストラクターであるにぼしのホシが、キャンプ&バーベキューの便利なグッズを紹介したり、キャンプ&バーベキューの楽しさをお届けしていきます。

 

自宅とは違う環境の中で不便を楽しんだり、自然環境の中で快適さを工夫したりと楽しみ方は無限大です。

自然環境の中でお子さんの体験教育にも役立つと思いますし、安全と衛生、災害時にも役立つ情報を発信できればと思いますのでどうぞお付き合いください。

 

第76弾は、“冬キャンプの心得”をご紹介します。

 

にぼしの年またぎキャンプは

今回の年またぎキャンプは四国旅。

 

愛媛県の『モンベルアウトドアオアシス石鎚キャンプ場』に来ました。

電源付きオートサイトで3,000円とありがたや〜なお値段です。

 

3泊4日で12,000円とにぼし一家満足の宿泊代です。

 

高速インターも近いのでここを拠点に四国旅をします。

 

 

①冬キャンプの防寒対策はこれでもかの意気込みで

 

荷物かさばる冬キャンプですが、防寒対策のための荷物は過剰なぐらいの準備をしておきましょう。

テント内は思った以上に冷え込みますので、家の中の感覚ではいけません。

 

もちろん着込むことも大事ですが、寝る時には高さのあるコットや、厚みのあるインフレーターマット等、快適かつ風邪をひかない対策をしましょう。

 

ファミリーキャンプではやはり電源サイトがおすすめで、電気毛布や、電気座布団など手軽な電化製品を有効活用しましょう。

 

 

②一酸化炭素中毒に注意

 

言わずと知れた一酸化炭素中毒。

大変危険な状態になりますので注意が必要です。

 

テント内で使用の際はベンチレーションを活用したり、一酸化炭素チェッカーを使用したりといろいろな策を講じてください。

 

小さなシングルバーナーでも1時間にドラム缶10本分もの新鮮な空気が必要とのことですので、1時間に一回は大きく空気の入れ替えを行いましょう。

 

そして“寝る時には消す!”これが大事ですね。

朝方、顔が寒いですがジャンバーのフードや、目出し帽で対策をしてれば問題なしです。

 

③カセットコンロの注意点

 

一般的なカセットコンロは手軽で場所もとらずオススメなのですが、カセットコンロに対して大きい鍋や鉄板などを乗せると大変危険ですのでやめましょう。

 

そして一般的なガスボンベは5℃以下になるとほぼ使えなくなるため、冬キャンには向かないアイテムです。

その際、焚き火のやストーブの近くでガス缶をあっためて使おうなんてことは、絶対にしてはいけません。

 

④焚き火の火災

 

キャンプでの焚き火による火災事故は多くなってきています。

 

特に冬キャンプでは空士が乾燥し、枯れ草や落ち葉がたくさんあります。

少しの風でも火の粉は思った以上に飛んでいきますので、燃え広がらなくても、隣のテントに穴を開けてしまったなど、トラブルの原因にもなります。

 

焚き火台の下に防炎シートを敷いたり、風がある時には勇気を持って“今日は焚き火はやめておこう”という強い心を持ちましょう。

 

⑤着衣着火

 

寒い時にはなるべく火の近くにとは思いますが、着衣にも火がつくことを意識しておきましょう。

焚き火やガスコンロ等の火が服に引火する事故で毎年100人前後が命を落としています。

 

少し火に触れただけでおこる“表面フラッシュ現象”は特にフリースなどの起毛素材に起こりやすいので、焚き火をする際の服装にも注意しましょう。

 

 

⑥テント内の薪ストーブ

 

薪ストーブをテント内で使う際には、煙突にテントガード等で対策をしているとは思いますが、長時間の使用により発火してしまったり、ペグダウンが甘く強風に煽られてテントが薪ストーブに触れてしまい、溶けて穴が空いてしまったという事例が多くあるようです。

 

 

⑦低温やけど

 

就寝時に使う、カイロや電気毛布、湯たんぽなど体に密着させて使うものには注意が必要です。

 

温度が調整できるものは調整し、ずっと同じ部分に当てながら寝てしまわないようにお気をつけください。

 

⑧結露

 

あったかいテント内と極寒の外気の寒暖差でテントの内側がびちょびちょになります。

テントインテントの場合は比較的大丈夫ですが、テント一枚タイプでしたら、寝具や道具はテントから離して置いておきましょう。

ベンチレーションや換気も大事ですがテント内はびちょびちょになるものと心得ておきましょう。

 

楽しい冬キャンプを

 

お子さんと一緒の場合やキャンプに慣れていない状況であれば、過酷なキャンプ場を選ぶのではなく、交通状況もよく、アクセスしやすいキャンプ場選びにしましょう。

そして洗い物はとても過酷なんで、使い捨ての紙皿を使ったり、調理よりも簡単なレトルト食品やインスタント食品、缶詰などをフル活用するのがオススメです。

 

冬のキャンプは過酷ですが自然の中に身を置いて、焚き火の素晴らしさをめいっぱい味わいましょう。

 

それでは今回はこの辺で。

お付き合いありがとうございました。

本年もよろしくお願い致します。

内容は2024年04月17日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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