お昼ご飯に、はたまた小腹が空いた時のお手軽おやつにぴったりなパン。ハード系からソフト系、そして菓子パンから惣菜パン…と、その種類は数え切れません。NOASエリアのパン屋さんからお届けするこだわりのパンたちを「パンづくしの旅」としてご紹介していきます！

今回の取材先は中津市から、「やきたて工房 ちるぱん」「 焼き焼き工房 ぱぱん」「Panna（パンナ）」です。

※ライターは新型コロナウイルス感染症予防に配慮した上で取材しています。

※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお召し上がりください。

「やきたて工房 ちるぱん」オススメ！

グラタンパン（税込226円）/シナモンロール（税込162円）

「グラタンパン」は毎年リクエストの声が後を絶たない冬季限定の商品。オーナーのオススメは食べる際に温め直すこと。温め直すと、ほんのりチーズの香りが香ばしいもっちりしたパンと中のアツアツのグラタンの相性が最大限に引き出されます。上にちょこんとのったブロッコリーの甘みもほっこりして嬉しい美味しさです。ボリューミーなパンですが、あっという間に食べてしまうこと間違いなし。食べ終わった後にまた食べたくなるタイプのある意味罪深い一品。

「シナモンロール」は新商品にも関わらず、お客さんだけではなくスタッフさんからも愛に愛されている一品。シナモンシュガーやアイシングも全て手作りで時間もかかるため、1日限定12個なんだそう。運よく出会えたお客さんでまとめ買いしていく方も多く、問い合わせも多いのだそうです。ちるぱんのシナモンロールの特徴はなんといってもその“ふわっふわ“でしっとりとした生地。シナモンシュガーたっぷりなのに決して甘すぎないのも魅力です。そのままでも美味しいですが、温め直すとシュガーがふつふつした見た目が食欲を誘い、表面はサクっと、中はしっとり香ばしい…。外国映画でも見ながらバニラアイスを添えて…なんて禁断の食べ方もアリかも？気分を中津から異国の地へと飛ばしてくれるような美味しさは早いもの勝ちですよ。

※ちるぱんは現在の店舗での営業は2020年12月25日をもって最後となり、2021年1月中旬（予定）に築上郡吉富町の店舗へ移転予定です。今後の詳細はちるぱんのInstagramにアップ予定です。

「焼き焼き工房 ぱぱん」オススメ！

究極のメロンパン（税抜180円）/ベーコンポテト（税抜180円）

「究極のメロンパン」はそのシンプルでキュートな見た目とは裏腹に、職人の妙技が詰め込まれた、ぱぱんの新作商品です。普通のメロンパンは菓子パン生地の上にクッキー生地がのっていますよね。しかし！こちらはなんとベースの生地がブリオッシュ生地なんです。中には塩バタークリームとアーモンドパウダーが入っており、甘じょっぱさと香ばしさがクセに。お子さんを持っている方に1番嬉しいと思われるのが、メロンパンなのに『パンかすが散らばりにくい』という点。甘さは控えめながらも、塩バターと生地が合わさった所でバターの良い香りと旨味が品よく口中に広がります。これぞ究極！と思わず唸ってしまう大人もハマるメロンパンです。

「ベーコンポテト」はスタッフの方々もランチにリピート買いするほどのイチオシ商品。もっちり柔らかいソフトフランスの生地の中にはジャガイモごろっと系のポテトサラダと約2cm角と大きめのショルダーベーコンの角切りがどどんっ！と2個も入っています。口に入れると、ポテサラのかすかな酸味が食欲を誘い、大きなベーコンの旨味がじゅわっと広がる模様はもはやパラダイス。パン生地のもちっと感と合わさって、もう一口が止まらなくなります。このバランスの良さは体感せずにはいられないはず。

「Panna」オススメ！

耶馬渓牛乳パン（税込150円）/自家製あんぱん（税込150円）

「耶馬渓牛乳パン」は生地の水分に水を一切使わずに耶馬渓牛乳を100%使用しています。Pannaのパンにはオーナーのこだわりでオープン以来ずっと、あの美味しさで有名な四ツ葉バターを使用しており、上質なバターと牛乳の出会いが究極の牛乳パンを生み出した…と言っても過言ではないのではないでしょうか。牛乳パンと言えばサッパリした生地を想像する方もいるでしょう。しかし、こちらの牛乳パンは一味違うんです。通常の牛乳パンよりもむっちりもっちりとしていて、後味の香りもよく、何個でも食べられる安心感があります。そして表面の皮まで美味しい！シンプルながら上質な耶馬渓牛乳パンは小さなお子さんがいるお母さんにも絶大な人気を誇っています。

「自家製あんぱん」は手作りのあんこで人気の一品。中のあんこは北海道産の小豆を使用し、なんと1日かけて作られているのだそう。あんは甘さ控えめの粒あん。丁寧に作られたあんこからは豆の香りを豊かに感じることができます。正にあんこが好きな人のために作られたあんぱんにはあんこが生地よりも多く、これでもかっ！というくらいぎっしりと詰められています。粒あんの食感もしっかりとしているので食べ応えも◎。なんとも贅沢なあんぱんは何度でもリピートしたくなる味です。