まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
中津城近くの中津川にかかる橋の脇。県道530号線でもあるその道沿いに建つ神社には中津城に関する云われがありました。
※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
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樹齢600年
いつも通りかかる度に気になっていたこの神社。よくよく見ていると、ちょこちょこ参拝の方々が訪れていました。素朴な見た目の神社ですが、境内の中もきれいで、人々に愛されているのが伝わってきます。
さて。今回の目的地である日霊神社。(※読みは定かではありませんが、おそらく「ひるめじんじゃ」と読むのではないかと推測。)実はこの敷地内にこの神社も含めていくつかの神社とお稲荷様もあるのが特徴です。
まず神社の境内を潜るとわたしたちを出迎えてくれるのが樹齢600年の大銀杏。どの神社にも素晴らしい樹齢の大木がありますが、どの御神木も生命の息吹を感じさせてくれ、心が洗われます。
御手水
御手水の隣には井戸が。説明書きによると、こちらの井戸からは海水が浸水ており、飲用もできるほどの質だったのそう。また、こちらの水は戦前は洗眼用の神水としても多くの人から愛されていたそうですよ。
眼の神様
そしてこちらは、時代小説などでもお馴染みの眼の神様、「生目(いきめ)神社」です。
生目神社は全国各地で見られる神社で有名な眼の神様として知られていますよね。こちらの生目神社は日本一として名高いかつて生目八幡宮と呼ばれていた神社より神様が分霊されており、昔から県内外、さらに全国から多くの人が参拝に訪れているのだとか。
こちらには自分の歳の数だけ、目(もしくは「メ」か「め」)の文字を木や紙に書いて眼病治療の祈願をする風習があるのだそうで、ライターが訪れた際も人々の願掛けを見ることができました。
道案内の神様「猿田彦」
また、この神社の横の祠は別の神社、「猿田彦神社」ですが、生目神社と同じ眼病祈願のご利益がり、さらには交通安全、合格祈願の神様でもあるのだそうですよ。
さらに向かいには「北門宮地獄(みやじだけ)神社」があります。こちらも云われが気になりますが、残念ながら情報は見つかりませんでした。
日霊神社へ
そしてライターが最後に向かったのは神社最深部に位置する「日霊神社(神明宮)」。一体この神社にはどんな云われがあるのでしょうか。
なんとこの神社に祀られているのはあの「天照皇大神」。いつから天照皇大神を祀っているのかは定かとはなっていないようですが、関ヶ原の戦いの後にかつての中津城藩主の細川氏が中津城に入城した際に「鬼門除け」として伊勢神宮より神様(天照皇大神)を分霊した、と伝えられているのだそう。
災いを退けてくれそうなこちらの神社。雰囲気もとても良く、ご利益がありそうな雰囲気でしたよ。中津城エリアを散策する際には一度訪れてみては。
店舗名 | 日霊神社(神明宮) |
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住所 | 〒871-0079 大分県中津市北門通549 |
内容は2024年04月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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