まだまだ様々な見所が満載のNOASエリア。地元だからこそ気軽にフラっと訪れることが出来るプチ名所を紹介していきます。
前回に引き続きライターが訪れたのは戦争遺構のひとつである、とある場所です。
※ライターは新型コロナウィルス感染症予防に配慮した上で取材しています。
※ソーシャルディスタンスを保ち、感染リスクに配慮しながらお出かけください。
ナビに導かれた先には
前回訪れた宇佐市にある城井(じょうい)1号掩体壕(えんたいごう)からほど近い場所にある今回の目的地。
Googleナビにて導かれるままに進むのは田んぼのど真ん中…。一体本当にこんな所に遺構があるのだろうか…と一抹の不安を抱えつつ、道を進んでいくと…
ん?!田んぼに似つかわしくない白い建物を発見!まさかあの場所なのでしょうか。
駐車場
到着した先は駐車場。とても綺麗に整備されていますね。
ナビでは農道へ導かれましたが、中津市側から県道629号線(和気佐野線)を豊後高田市方面へ向かうルートの方が道路も広く行きやすい様に感じました。
休憩も
休憩がしやすい様にベンチも完備されていましたよ。
謎の窓発見
駐車場から池があるであろう場所へ向かっていくと、不思議な窓の様なものがいくつかありました。
うーん。気になりますよね。一体なんなのでしょうか。
パイプ
恐る恐る中を覗いてみると…パイプ?でしょうか。材質も石かセメントのようなものに見えますね。
近くにあった説明板によると、この爆弾池のある土地は宇佐海軍航空隊の飛行場の敷地であったそうです。水はけをよくするために、鉄筋コンクリート製の排水管などがいくつも設置されており、中には爆弾によって破片と化したものもあったのだとか…。
こちらのパイプは当時の排水管のひとつだったんですね。
下から
そしてそのまま歩いて爆弾池へ。
管理されているので跡が分かりやすいですね。何も知らなければただの池のようです。
上から
そして隣にある展望台に上って上から見た様子がこちら。
宇佐市と宇佐市教育委員会によるパンフレットによると、昭和20年4月21日の空襲によって出来た跡なのだそう。もともとは直径10m、深さは1.2mほどもあったんだとか…。
爆弾の威力の恐ろしさが想像に容易いですね…。
様々な遺構
そして展望台からは航空写真とともに、現在残されている戦争遺構の場所もここから眺めることができます。
赤い丸で囲んであるところは前回訪れた城井1号掩体壕の場所があるあたりですね。
NOASエリアである宇佐市には戦争遺構がたくさんあります。実際に遺構を目にすることで新たに感じることもあるでしょう。平和のありがたさが身に沁みますね。次回はまた違った形で残された爆弾池をご紹介します。
店舗名 | 爆弾池 |
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住所 | 〒879-0452 大分県宇佐市川部536-2 |
内容は2024年04月14日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Yosaroh
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