こんにちは、ぶぜんノートです。
11/3(金)に開催された、「やばはく」 八面山巡拝修行トレッキング・大護摩法要に行ってきました。
私は豊前市に移住する前からNOASエリアの歴史にとても惹かれていて、八面山の歴史にもとても魅力を感じています。
今回は中津市三光の元地域おこし協力隊の方からご縁をいただき、やばはくのトレッキングツアープログラム内の「大護摩法要」に伺うことができました。
この記事では、写真中心でその様子をお伝えします。
八面山側から観音堂跡地へ
大護摩法要の始まりは、山伏さんや地域の方、トレッキングツアーの方々が観音堂跡地に入ってくるところから始まりました。
八面山を背後に、白装束の参加者が「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」と声を合わせて観音堂跡地へと歩を進めていきます。
結界の縄を切る
護摩法要が行われる場所は四方を縄で囲まれ、結界が作られていました。
見学者は入ることができません。
その結界の縄の一箇所を断ち切って、お坊さんや山伏さん、白装束の方々が入っていきました。
護摩法要に箭山神社の宮司の方。神仏習合の形がそのままに。
護摩法要中は所々マイクでアナウンスが入り、こちらの方は八面山の中腹にある「箭山神社」の宮司さんであると教えてくれました。
護摩法要といえば、真言宗、天台宗、そして修験といった密教の奥義です。
八面山中腹にある神護寺の方と、箭山神社の方がと一緒にというのは、神仏習合の形が残っているということですね。
ほら貝が鳴り響く
時折、ほら貝が吹かれ、独特の音が聞こえました。
ほら貝を吹いて音を出すのはとても難しいそうですが、辺りに大きく「ぷぉー」という音が鳴り響いていました。
地域のこどもたちも参加
地域のこどもたちも護摩法要に参加しています。
雰囲気が和らぎます。
結界から外に放たれる矢
結界の外に向かって矢が放たれていました。
どんな意味があるのか、気になります。
護摩壇に火
般若心経・打楽器の音
炎の激しさが増していく
護摩壇に火が灯され、燃え上がっていきます。
結界の外、離れた場所から望遠レンズで撮影しているというのに、炎の熱さを感じました。
揺さぶられるような力強い太鼓の音、読経の声
読経
護摩壇に火が上がると太鼓が打ち鳴らされ、読経が始まりました。
音と炎、聴覚と視覚でこちらが揺さぶられるような迫力でしたよ。
素足での火渡り
火渡りの前の儀式
素足での火渡り
続々と続く
護摩壇が燃えきった後は、火渡りです。
火が残っているのにその上を素足で歩いている山伏さんを見て、衝撃でした。
(二人目の山伏さんの後は、火が消えている状態で火渡りをされていました。)
おわりに
以上、八面山巡拝修行トレッキング「大護摩法要」の様子を写真でお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
いつもの日常ではない、異世界のような光景に、圧倒されました。
こんな歴史が残って間近で目にできるなんて、すごい!
ライターが移住前から惹かれていた、NOASエリアの歴史の魅力が一部でも伝わればと思います!!
【関連リンク】
神護寺instagram @zingozi28
内容は2024年04月17日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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