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パート4!昭和初期の原風景を残したい!限界集落両合村の知られざるストーリー

公開日:2019年12月10日 (更新日:2024年04月17日)

ライター:ジモッシュ編集部

前回は両合村における中山間地域ならではの困難をお伝えしましたが、今回はその困難を打ち破るべく行っている計画についてお伝えします。

予算がない…

ともき:5年前から両合村が変わったということを聞きました。

一男さん:害獣被害に困っとったから村の人たちは個人個人で柵を建てていた。
だが、高齢の人は建てられない。
だから両合村全体に柵を建てようとしたかった。
だが予算がないもんで、行政の助けを借りた。
それが再生協議会の始まり。

再生協議会

ともき:再生協議会とは何ですか?

一男さん:両合を宇佐市の名所にするために作られた組織で、宇佐市役所、大分県、余21世紀委員会、そして両合棚田を守る会で構成されている。
その時にアドバイザーの方が3人もついてもらった。
柵だけしてもらえばよかったんだが、柵だけじゃなくて水路を整備してもらったり、じゃまな木を切ってもらったりするのにかかる費用も負担してくれた。

むっからや

ともき:それは良かったですね。

一男さん:2年目には市役所の農政課が使われていなかった古民家を両合村の人が集える公民館に改修してくれた。
その費用も全部あっちが負担してくれた。

ともき:「むっからや」のことですね。
5年前までは関わることのなかった2つの集落がようやく集まれる場所ができたのはたった数年前のことだったんですね。

次回は…

5年前に一男さんが始めたアクションが、分断されていた集落を一つに戻すことにもつながりました。

次回は一男さんが語る将来へのビジョンについて紹介します。

内容は2024年04月17日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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ジモッシュ編集部

地元が嫌いとか好きとかじゃなく地元にしか興味がありません! 噂を聞きつければ現地に足を運び、文字通り「地元をダッシュ」して情報発信中。 思い立ったら即行動!普段から目を皿にして特ダネをさがしています。

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