昭和61年（1986年）から青少年の健全育成と地域住民の健康づくりを目的に建設された「耶馬溪B&G海洋センター」。地域の方を中心に、様々なスポーツを楽しむことができる施設となっています。

今回、宿泊施設を加えて愛称「やばすぽ」としてリニューアルオープン！記念式典の様子や施設の様子を取材してきました。

耶馬溪B&G海洋センターについて

耶馬溪ダムのふもとにある「耶馬溪B&G海洋センター」。耶馬溪町大島の「渓石園」のほぼ隣に施設があります。

一年を通して体育館を利用できる施設となっており、6月から9月の4か月間はプールの利用も可能です。体育館はバスケやバレー、バドミントンなどの競技を楽しめる第一体育館（1F）や、ヨガや柔道などができる畳が併設されている第二体育館（2F）の2種類となっています。

リニューアル式典も開催

そして令和4年には施設内に簡易宿泊施設が整備され、スポーツ合宿や団体向けの宿泊利用ができるようになりました！宿泊施設を有するB&G海洋センターは全国465か所ある中でも初めてだそう！

3月17日（金）にはリニューアル記念式典も開催され、中津市の奥塚市長やB&G財団の菅原理事長らによるテープカットも行われました。

ロビーも新たに整備

ロビーも整備され、ミーティングルームも新たに設置。待合や控室としても利用することができます。この日は式典と見学会も兼ねており、参加されていた方も式典後、さっそくミーティングルームでお話を弾ませていました。

そして、ロビーの廊下を奥の方に進んでいくと、こちらも新設された食堂兼調理室へとつながっています。

食堂兼調理室もコミュニケーションの場として

元々はトレーニングルームだった場所を、食堂兼調理室へと改装。新たにシステムキッチンを設置しました。食堂はもちろん団らんのスペースとしても。耶馬溪の景色も楽しみながら調理や食事を楽しむことができます。

1Fにはご紹介したこちらの部屋のほか、更衣室やシャワールーム、コインランドリーの設置もあり。実際に料理や洗濯を行うことができるため、宿泊学習にもおすすめ。実際に1月には地元の小学生による通学合宿も行われたそうです。

簡易宿泊施設も設置！

そして2Fの第二体育館には、簡易宿泊施設が。見学会ではテントが設置され、式典に参加していた地元の小学生たちも実際のテントで寝転がってみたりしてうきうき楽しんでいました。宿泊用テントは現在3～4人用が5張り、2～3人用が10張り、1人用が10張りとのこと。今後寝袋なども増やしていけたら…とのことでした。

耶馬溪町では水上スキーも盛んなため、全国の水上スキー選手たちが集う場所でもあります。そういった際の合宿の拠点として、そして地域の方の交流拠点としても広がっていきそうですね。そして、宿泊施設の設置は防災の観点でも活用できるため、今後は防災対策も視野に入れた展開も予定しているそうです。

さまざまな改修によりパワーアップ！

今回ご紹介した内容のほか、全館LED照明設置、多目的トイレの設置や更衣室内への洗面所の設置など、様々な改修が行われました。

これから耶馬溪B&G海洋センター「やばすぽ」では、様々なイベントの展開も予定しています。夏の時期にはプールも始まりますし、地元に元気を分けるスポットとして、さらに盛り上がりを見せていくのではないでしょうか。これからの展開も楽しみですね♪