中津市内から県道23号線を宇佐市方面に走っていくと、犬丸川を過ぎて右手側に見えてくる、どこか懐かしい雰囲気漂う喫茶店。
気さくで温かなマスターが、中津の地で立ち上げられて40年になる老舗喫茶店ウォーターバレー。
そこには、多くのお客様に愛される秘密がありました！

居心地の良い昔ながらの店内

「マスター、今日のお弁当は何？」
常連のお客様が声をかける店内を見渡すと、男性のお客様の割合が多い印象。
喫茶店では珍しい光景に感じました。

今日のお弁当／税込500円

「はい、今日のお弁当はこちらです！」
出てきたのは、お肉・お魚・野菜がバランス良くいただけるお弁当ランチ。

1コイン（500円）という低価格なのに、お値段以上のボリューム感でびっくり。
さらに、これだけ手の込んでいるお料理が、日替りでメニューが変わるというので、尚更びっくり！

「メニューをローテーションで決めてしまうと、決まった曜日にしか来られないお客様は、毎回同じようなメニューになってしまうから…。」
創業当初より販売価格を変更せず、飽きさせない工夫を追求し日替わりメニューを考案するのには、「地元のサラリーマンの強い味方でありたい」という、サラリーマンを経験したマスターならではの心遣い。
そんなお客様思いのマスターが手がけるお弁当ランチ「今日のお弁当」は、サラリーマンの方だけでなく、奥様方にも大人気なのです。

楽しみながら素材までこだわる

ランチのこだわりは“お米”。自家製のお米を使用しています。
喫茶店業を行う中で「料理の食材までこだわりたい」という思いが芽生え、高齢化のため活用されていない田んぼを買取り、はじめられた稲作。
地産地消・自家製にこだわり、今後はお米以外の食材も育てていきたいと意気込むマスター。

提供する珈琲も、出来上がった豆でなく生豆を仕入れ、店内の機械で焙煎しています。
出来立ての豆を使用した風味豊かな美味しいコーヒーを提供する徹底ぶりです。

喫茶店と農家の兼業を、1つの趣味としてとらえ、楽しみながらされていました。
ウォーターバレーには、マスターやスタッフさんの気さくさや温かな雰囲気、創業当初から変わらずお客様に寄り添う価格や料理の美味しさ、繊細なこだわりがありました。

ウォーターバレーは、今も、そしてこれからも、地元の皆様に愛される憩いの場です。

ただいま「苺パフェ」やっています！

11月中旬～5月の苺シーズン期間中、このシーズン中は外せない！
女性とお子様限定で、苺パフェをご提供しています。
お値段は1,100円（税込）。

コーンフレークなどでのかさ増しはしておらず、苺をつぶしたジュレ・生クリームやミルクがたっぷりの土台に、これまた沢山の苺。
なんとこのパフェには、苺パック1つ分が詰め込まれているそうです！
見て楽しい、食べて美味しい、ボリュームと愛情たっぷりの苺パフェ。
まるで花束のような苺パフェ、シーズン中にぜひ一度お召し上がりください。