中津市犬丸の犬丸天満宮には、道真公が祀られています。
道真公ですよ。菅原道真公。あの菅原道真公です。道真公と言えば、太宰府天満宮で祀られていて、学問の神様として有名です。
その道真公が中津市犬丸にも祀られているのですよ!家族みんなで頭がよくなるようにどんな神社か行ってみました。
なぜ道真公が中津市犬丸に?!
なぜ、道真公が中津市犬丸に?!
それは、道真公が九州に左遷され、太宰府に向かう途中、嵐に遭遇して仕方なく中津市犬丸に立ち寄りました。なんと道真公が九州で初めて訪れた場所は、太宰府ではなく中津市だったのです。
道真公は3週間ほど中津市犬丸に滞在したそうです。中津市のきれいな水と、空気に体調もよくなって、すごくこの地が気にいったそう。中津市の皆さんも道真公をとてももてなした、と記録にあるそうです。
道真公が腰かけたと言われる『止良石(とらいし)』
犬丸天満宮の中でも最大のパワースポットと言えば、これ、「止良石(とらいし)」です。
長い舩旅で、体調を崩した道真公は、腰かけて体を休めました。このとき道真公が腰を下ろしたといわれる石、「止良石(とらいし)」がこちらです。高さ約60cmほどで、腰かけるには丁度いい大きさです。
「道真が座ったーの?まじー?超うけるー。私も座るしー。」なんて罰当たりな事は決してしてはいけません。
とても神聖なこの「止良石(とらいし)」は囲いの上から、そっと眺めるだけにしましょう。こうして静かに眺めて、道真公をしのぶだけでも、かなりのパワーが貰えますよ。
犬丸天満宮の拝殿には菅原道真公の御神像が祀られている
犬丸天満宮には、菅原道真公が腰かけたといわれる「止良石(とらいし)」だけではありません。拝殿の中には、中津藩主が贈ったといわれる菅原道真公の御神像が祀られています。
この御神像は、25年ごとの酉年に開催される御開帳大祭でのみお披露目される大変貴重なものです。
ですので、普段はその御姿を拝見することが出来ません。次の御開帳大祭まで待ちましょう。
しかし、拝殿にはその貴重なお姿を写し取った絵が飾られているので、そちらを見て御神体のお姿を想像すると良いですね。
拝殿では手作りの資料を手にする事が出来る
犬丸天満宮の拝殿では、犬丸天満宮にまつわる歴史や、道真公と中津市犬丸とのかかわりをわかりやすく説明している資料を手にすることが出来ます。しかも無料で!
資料を読むと、犬丸天満宮の事や、道真公の事をじっくりと知ることが出来ます。
また、資料から、中津市犬丸と犬丸天満宮、道真公へ並々ならぬ思いや愛が溢れ出て、読むととっても胸を打たれます。
資料には犬丸天満宮と道真公への愛が溢れていますよ。
中津市犬丸・犬丸天満宮へ行くには
中津市のパワースポット、犬丸天満宮で菅原道真公を参拝してみませんか。犬丸天満宮へは、国道213号を宇佐方面へ。犬丸の交差点が見えたら、右折するとすぐです。
天満宮へと続く道には、多くのノボリ旗が出迎えてくれます。
犬丸天満宮には、道真公のパワーを感じるだけでなく、犬丸天満宮を大切にしたい、道真公と中津市犬丸の歴史を知ってほしい、という人たちの思いを感じる事が出来る素敵な場所です。
ぜひ一度お参りすると良いですよ!
内容は2024年04月18日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
ジモッシュ編集部
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