今月は『不妊』をテーマとします。妊活中の方に必要な栄養素として重要視されるのが「葉酸」「ビタミンD」「亜鉛」です。今回はその理由についてのお話です。
●葉酸
「葉酸」はまず、妊娠初期(妊娠4〜12週)における胎児の脳やせき髄の形成に欠かせない栄養素です。それは神経管の一部がふさがらず、脳やせき髄がうまく作られない神経管閉鎖障害に深く関与するからなんです。また妊娠中期以降は、貧血予防にも役立ちます。緑黄色野菜や果物には葉酸が多く含まれていますよ♪
●ビタミンD
「ビタミンD」は、妊娠率・着床率に影響を与える重要な栄養素です。習慣性の流産率も低下しますので、お悩みの方は不足しないように心がけましょう。また、AMH(卵巣にどれくらい卵子が残っているかを示すタンパク質ホルモン)が高い方はビタミンD濃度が高く、ビタミンDの濃度が低ければAMHも低いことが分かっています。
ビタミンDが多く含まれている食材としては、魚介類・卵黄・キノコ類などが代表的です。ぜひ、積極的に摂るようにしてみてください♪さらに、日光を浴びることでも増えますので、ウォーキングなどもおススメですが、紫外線や熱中症には十分お気をつけくださいね。
●亜鉛
必須ミネラルの1つである「亜鉛」は、細胞分裂やDNA合成に必要です。また、鉄の代謝に関わりがあり、女性は一般的に鉄が不足しがちなので、積極的に摂取することが大切です。亜鉛は男性にも積極的に摂取して欲しい栄養素です。前立腺や精巣、精液にも高濃度で含まれており、十分な摂取量を満たすことで精子量が増えることがわかっています。反対に不足すると前立腺の障害を招いて勃起障害や性欲減退の原因となります。亜鉛は肉類や魚介類、チーズなどに多く含まれます。
お気軽にご相談ください。
「葉酸」「ビタミンD」「亜鉛」は妊活におススメの栄養素の代表格ですが、それだけを摂取しても元気な赤ちゃんに恵まれるわけではありません。なに事もバランスです。
他にも妊娠しにくい状態になっている原因には、ストレスや冷え・血行不良・精子や卵の質の問題や射精・排卵障害などといったからだの機能によるものもあります。
妊娠しにくくなっているからだや生活習慣と向きあい、一緒に1つ1つ改善していくお手伝いができたら嬉しいです。当店では、専門のスタッフがお客様一人ひとり親身に対応いたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。
店舗名 | 漢方子宝相談 山口薬品 |
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営業時間 | 9:00~18:00 |
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内容は2024年07月23日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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