コロナ禍で思うように外出できず、毎日がつまらないと感じていませんか?
見慣れた道でも、すこし立ち止まるだけで四季折々、いろいろな野草を見つけることができます。
思わずお出かけしたくなるような、身近な野草のニュースを紹介してまいります。
(植物の名前や特徴はライターが個人的に調べたものです。誤りがあればこっそり教えてください)
今回は大貞公園周辺をお散歩してみました。ずいぶん暑くなってきました。熱中症&紫外線対策をお忘れなく。
ガマ(カマ)
駄菓子屋さんでよく見た「例の棒」のような見た目が特徴のガマです。水辺に生息し水深も選ぶことから、意外と見かけない植物ではないでしょうか。
魚のすり身を棒に巻きつけて焼いたものがこのガマ(カマ)に似ていたため、ガマの鉾…「かまぼこ」と呼んだそうです。
スギ
スギの未熟な球果です。熟すと焦げ茶色になり、足元によく落ちている見慣れた姿になります。晩秋には見られると思いますので、そのときの再会を楽しみにしたいと思います。
スギもクリと同じく雌花と雄花が別々の「雌雄異花」のグループになり、花粉を飛ばす雄花はこれとは別です。
スギ花粉と聞くとムズムズしてしまう方でも安心して観察できるかもしれません。
クリ
見つけたときはクヌギかと思いましたが、葉っぱのカタチからするとクリのようです。
耶馬渓(金吉川周辺)で見かけたときより成熟していますね。
大貞公園でクリを収穫できる日が…くるかもしれません。
ヒシ(ヒシモ)
池の表面を覆い尽くす植物、ヒシです。この時期小さいお花が咲くのですが、まだ見られませんでした。またチャレンジしたいと思います。
秋にはトゲのある硬い実ができます。踏むとそれはそれは痛いでしょうね…。
そう、大型のものは忍者のつかうマキ「ビシ」として使われていたそうです。
誰しも一度は忍者に憧れたものかと思います。マキビシ、意外と近くにありますよ。
ところで、写真右側、葉っぱの下をよく見てみると…?
プラタナス(鈴懸の木)
プラタナスの球果です。ニギニギすると独特の触感がクセになります。
これはまだ未熟な状態ですが、冬になるとボンボンのように垂れ下がり、クリスマスツリーのような面白い見た目になります。
何年か前にアイドルグループの長い曲タイトルでちょっとだけ話題になりましたね。
今回のゲスト
ミノムシです。着衣状態なので大丈夫かと思いますが、写真が下の方にありますので、苦手な方はご注意ください。
小さい頃は遊び相手になってもらったものですが、近頃めっきり数を減らしてしまい、自治体によっては絶滅危惧種に指定されていることもあるそうです。
未来の子どもたちにミノムシを見せてあげられるように、見つけてもそっとしておいてあげてくださいね。
ゲスト(写真)
自然がいっぱいな大貞公園、ぜひ道草してみてください。
内容は2024年04月14日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
はっぱ丸
くさタイプの社会人です。 見慣れた道でも、ちょっと立ち止まってみると、いろんな発見があります。 思わずお散歩に出かけたくなるような「地元の発見」を発信していきます!
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