中津市出身のプロ野球選手、北海道日本ハムファイターズの田中瑛斗投手が
１月１０日（金）に中津市民病院小児科病棟・外来を慰問訪問しました。
2018年12月以来、約１年ぶりの２度目の訪問。

先輩選手の活動に感銘を受けたから

10日（金）は小児病棟に入院している子供たちに声をかけたり、
サインを書いたりと笑顔で対応。
自身も子供の頃喘息が酷く、市民病院に入院していた経験があることから、「病院に入院している子供の気持ちがわかるので」とのこと。
「他球団の選手ですが、同じように慰問訪問をしている先輩選手の活動に感銘を受けました。自分にもできることがあればと思っており、この機会を頂きました」

一緒にキャッチボールしようね

中津市民病院副医院長兼小児科主任部長 是松聖悟さん案内の元、病棟を訪問。
小児病棟には0～17歳の15人が入院中。
10日（金）に検査入院中だった伊藤福太郎くん（6歳）は訪問を喜び、
「将来はプロ野球選手になりたい」とコメント。
「本当？じゃぁ元気になったら一緒にキャッチボールできたらいいね」などの一幕も。

あの約束を

2018年に来所の際、医師の訪問診察に立会い、自宅で見舞ったお子さん 宮城大翔（みやぎたいが）くん（5歳）と、今回は再会の予定だった。
しかし昨夏に亡くなり、再会は叶わなかった。
田中選手は遺影に手を合わせ、冥福を祈るとともに、今季の活躍を誓った。
「一軍での活躍を札幌ドームで実際に見せることができなかったのはとても心残り。でもきっと天国から見てくれている。思い出を胸に、今季は5勝を目指したい」と語った。

地元出身のプロ野球選手

病棟訪問時にも、取材対応時にも笑顔で対応してくれた田中選手。
地元出身のプロ野球選手が活躍してくれることを期待し、今後も追いかけていきたいと思います。

■田中瑛斗（たなかえいと）
北海道日本ハムファイターズ投手、右投左打。
身長184cm、体重76kg、20歳
中津市出身、小楠小学校、中津中学校、柳ヶ浦高校出身。
ドラフト3位で北海道日本ハムファイターズ2018年入団

（情報は2020年1月10日現在の情報です）