前回、タイミングとは性交渉を行うことではなく、エネルギーが高い受精能力がある時間に精子と卵子が出会うこと。というお話をしました。
Wilcoxの有名な研究データでは、毎日性交する・1日おきに性交する、では妊娠率はさほど変わらず、週に1回の性交では、毎日・1日おきの約半分の妊娠率であることが分かっています。
なので排卵日をねらってタイミングを1回とっても、妊娠する確率はかなり低いことになります。
また毎日射精しても精子の数や運動率も正常範囲で、逆に乏精子症においては良好になるといわれていますので、排卵日関係なく楽しまれるのが良いと思います。
排卵前日は一番おりものの量が増え、精子がのぼっていきやすくなります。
「いつでも大丈夫ですよ~」と精子が待機している状態に、卵子が飛び込んでいくようなイメージで、
排卵付近は1日おきにタイミングをとるのが良いでしょう。
基礎体温・おりものの量・排卵検査薬で、排卵のおおよその見当はつきやすくなりますが、タイミング法はお互いの負担になったり、義務的になりがちです。
早めにご相談くださいね。
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内容は2024年04月17日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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