前回西洋医学ではホルモンのアンバランスが、不眠の原因の一つと考えるということをお伝えしました。
一方東洋医学では「血」の不足と考えます。
からだは陰と陽に分かれると考えられ、「血」は「陰」となります。
陰である血が不足することで陽が余ってしまいます。
陽は熱やエネルギーですので、イライラやのぼせを引き起こし、興奮することで睡眠に悪影響を及ぼします。
また夜は陰の時間なので、夜更かしは血の不足を一層悪化させてしまいます。
不眠は血が足りないというからだからの警告です。
眠れないと血が不足し、血が不足すると眠れなくなるという悪循環におちいる前に血を減らさないように取り組むことが大切です。
血の不足は女性の健康、とりわけ妊活中の方にとって、とても重要な問題です。
生理の量や期間、色などからも判断できます。
胎児の生命活動を支えるのは母体の血液です。
若い時は気血がたくさんありますが、中国の古典「素問」には「50歳で気血は半分になる」とあるように、年齢を重ねると気血は減っていきます。
生理や卵子の成長は血の働きによるものですから、血が不足しているといい卵子ができません。
眠れないのはストレスがあるから・・・と安定剤が使われるなど、不眠を脳から考えることが多いようです。
しかし東洋医学では脳の問題というより、むしろ陰や血が足りていないと考えます。
ですので血を増やし、からだを眠れる状態に持っていくアプローチをとります。
睡眠の質の低下は、からだの状態や精神状態にも悪影響ですので、早めに改善しましょう。
店舗名 | 漢方子宝相談 山口薬品 |
---|---|
住所 | 〒871-0029 中津市下宮永2-452-1 |
電話番号 | 0979-25-2368 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 日曜 |
URL | http://www.yamaguchi-yakuhin.com/ |
http://instagram.com/yamaguchi_yakuhin |
内容は2024年04月16日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。